特長

The Leica S

PERFORMANCE

高速化を実現する新たなイメージプロセッサー

「Maestro(マエストロ)Ⅱ」はライカSに合わせて特別に開発されたイメージプロセッサで、その処理速度は飛躍的に向上しています。また、電子コンポーネントもすべて高精細な画像の豊富なデータ量に合わせて設計されています。このイメージプロセッサーはノイズを極限まで抑え、カメラは様々な操作に瞬時に反応します。連写枚数も毎秒最大3.5コマで、ミドルフォーマットクラスに新たな基準を打ち立てています。さらに、2GBのバッファメモリを搭載し、大量のデジタル/アナログ変換処理を同時並行に行えます。

Der neue Maestro II Prozessor

ライカ プロフォーマット

「ライカS」は、ライカSシステムの卓越した画質性能をすべて受け継ぎ、細部まで完璧な画質を実現します。革新的な「ライカMAX CMOS」センサーのサイズは30×45mm(ライカプロフォーマット)で、35mmフルサイズより約60%大きく、高画質とクリエイティブな可能性の最適なバランスを実現します。また、このサイズにより、35mmよりも浅い焦点深度と著しく優れた画質が可能となっています。「ライカ プロフォーマット」は、一般的なミドルフォーマットでの撮影という枠をはるかに超え、非常に幅広い撮影用途にお使いいただけます。

4K動画

4Kシネマに対応したライカSは、動画でも他のカメラでは得られない卓越した画質を実現します。45mmのセンサー幅でフルHD解像度の動画を記録できるだけでなく、「ライカSシステム」のレンズの卓越した品質により、映画ファンの心を捉える高画質な記録が可能です。静止画でおなじみのライカならではのシャープさとボケ味を動画でも実現します。

オートフォーカス

オートフォーカスシステムが刷新され、より高速になったうえ、フォーカシングの信頼性と精度も向上しています。「ライカS」では、動く被写体を最大限シャープに捉えて迅速な追尾を確保するため、予測オートフォーカスモードを装備しました。これはカメラが被写体の動きを記録し、撮影時の被写体までの距離を割り出す機能です。魅惑的な描写性能および高速の連写性能と相まって、ダイナミックなミドルフォーマットフォトグラファーにふさわしい新たな基準を打ち立てるカメラとなりました。

HARDWARE

エルゴノミクスな設計

「ライカS」は直感的な操作性により、思い通りに操作できます。画期的なクリックホイールは5通りの操作が可能で、必要な機能に簡単・迅速にアクセスできます。また、カメラの軽量でコンパクトな構造と、人間工学に基づいて設計されたハンドグリップにより、撮影時の負荷もあまり感じることはありません。

高い耐久性

「ライカS」は、日常的に長期にわたってお使いただけるよう設計・製造されています。ステンレス製のバヨネットを採用することにより、たとえ過酷な使用状況下においても、確実に耐久性が向上しています。また、ライカSシステムのカメラおよびレンズは非常に堅牢にできており、ほこりや雨などの影響を防ぐ密封構造になっています。モニター画面のカバーガラスには、丈夫で傷が付きにくいコーニング社のゴリラガラスを採用しています。最大限の信頼をおいてお使いいただけるよう、妥協のない頑丈な構造を採用するとともに、ストレインリリーフ付きケーブル接続、コンパクトフラッシュカードとSDメモリーカードの個別スロット、さらに改善された省エネ性能など、細部に至るまで配慮されています。このように「ライカS」は、スタジオ撮影はもちろん、条件の悪いロケーションでも最高品質の画像を提供する事ができるきわめて信頼性の高いカメラです。

WORKFLOW

DNG

撮像素子から出力された生のデータを、一切の情報を失わずにそのまま記録するRAW画像は、パソコンでの後処理で自由に調整して最高画質に仕上げることができます。Sシステムでは、RAWファイルの標準フォーマットであるDNG(Digital Negative)形式で画像データを記録できます。DNG形式はAdobe社が開発したRAWファイル形式で、多くのメーカーがサポートしています。また、「Adobe® Photoshop®」ファミリーをはじめ、ほとんどのRAW現像ソフトや画像処理ソフトでDNG画像を直接取り込んで作業できるので、自分流のワークフローに従って撮影後の作業が自由自在に行えます。 

ライブビュー機能&テザリング機能

「ライカS」の大型ビューファインダーは際立つ明るさを実現し、写真の構成を完璧に把握できるだけでなく、シャープな部分まで正確に確認でき、思うままの制御が可能になります。「ライカS」は、フォーカスピーキング、モニターのクリッピングなど各種機能を搭載し、より完璧な撮影を行うことができます。また、ソフトウェア「Leica Image Shuttle 3.0」を使用することにより、USB3.0の超高速接続によるテザー撮影も可能になります。長さ5mのLemo製USB3.0ケーブルを接続することにより、柔軟に高い信頼性の高速データ送信が可能になります。

テザー撮影は「Adobe® Photoshop® Lightroom®」でも可能です。「Adobe® Photoshop® Lightroom®」では、パソコンからのリモート操作やカメラのシャッターレリーズボタンで撮影した画像は「カタログ」に自動的に読み込まれ、パソコンの画面に表示されます。「LEICA Image Shuttle」では、ライブビューをはじめとするさまざまな機能を活用してテザー撮影する以外にも、撮影した画像を「Adobe® Bridge®」に直接取り込み、さらに「Adobe® Photoshop®」などに取り込んで編集作業を行うことができます。テザー撮影時のカメラとパソコンの接続にはUSB3.0を使用するので、高速かつ確実に画像データを転送できます。

無線LAN、GPSを内蔵

「ライカS」はGPS モジュールを内蔵しているので、撮影地の地理的位置データを画像のExif データに記録でき、また時間(内蔵時計)も自動的に設定できます。これにより、Adobe® Photoshop® Lightroom®など、コンピューターにインストールされたソフトウェアで各画像の撮影位置を地図上に表示し、対応する地名を登録すればアーカイブ画像の検索キーとして利用できます。また、新たに搭載された二軸位置センサーが読んだ情報をビューファインダー内に表示するので、外付けの水準器を使わなくても水平垂直を確認してカメラを正確に設置できます。さらに、カメラ本体に無線LANモジュールを内蔵しているので、最新バージョンのiOSを搭載したiPhoneやiPad用のライカSアプリと組み合わせれば、遠隔からのカメラ操作やライブビューモードでの画像確認が可能になり、ワークフローが簡素化してより直感的に作業を行うことができます。

使用レンズに応じて画像を自動補正

Sレンズでは諸収差を良好に補正しており、目立って気になることはほとんどありません。しかし、諸収差を完全に除去することは不可能で、特定の条件において画像周辺部で直線が曲がって写るなどの問題がごくまれに生じます。「Adobe® Photoshop® Lightroom®」と「Adobe® Camera® Raw®」はSレンズのプロファイルをサポートしており、「レンズ補正」機能を使えば、撮影に使用したSレンズのプロファイルに応じて画像にわずかに残っている歪曲収差や色収差(色にじみ)を自動的に補正できます。 

Top