アベラブルライト

アベラブルライト

アベラブルライト(のみ)での撮影方法

アベラブルライトによる撮影は、主に2つの方法があります。そこにあるライティングムードを意識的に活かし、露出、感度、色温度といった撮影に必要な設定を調整しながら効果を高め、印象的な色使いと力強いコントラストでアクティブに写真を「デザイン」する方法と、アベラブルライトのみで撮影し、その状況に最適な設定をすることでカメラの性能を最大限に引き出す方法です。いずれの場合も、フラッシュは全く使用しません。

8
f
8/1
s
200
ISO
47
mm

プロフェッショナルフォトグラファー、Richard Seymourがさまざまな撮影課題と向き合いました。

291648560
  • 風景撮影

    ちょっと見たところではあたかも見栄えがしない絵のように思われる風景も、雰囲気をまとわせることで印象的な写真に仕上げることができます。一般的には、光を制御し、光をうまく調整することが、完璧な写真を撮影するためには重要なポイントですが、アベラブルライト撮影では、その限りではありません。

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    それでも、自然光を活かした、ストーリーを感じさせる力を持った写真を撮影することは可能です。この写真では、夕暮れとクルマのヘッドライトによって、映画のようなイメージを生みだしています。慎重に構図をとらえることで、写真を見る者の心を掴むストーリーへと昇華させています。

    この写真では、ISO感度を中間の800、シャッタースピードは1/15秒、絞りはF5.6に設定し、十分な被写界深度を生み出しています。この時に生じた霧で、それがまるでベールのようにその場を包み、ミステリアスなタッチに仕上がっています。

    5.6
    f
    1/15
    s
    800
    ISO
    28
    mm
  • 風景撮影

    風景や自然を撮影する時にも、アベラブルライトにより圧倒的な写真撮影を実現できます。

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    露出時間と絞りを適切に組み合わせ、自然と自然な光が生み出す決定的な瞬間を表現することができます。フィルム撮影では、フィルム素材特有の色調によって左右されるところがありましたが、デジタル撮影では、そのような制約もなく、撮影後に色温度と個々の色を思いのままに調整することができます。

    前の作品とは異なり、この写真では、アベラブルライトが抑えられています。このようにすることにより、光の状況に影響を及ぼし、「デザイン」することも可能になります。この写真の場合、露出が若干足りなかったため、ドラマチックなムードを作り出すために、色とコントラストをやや強めています。シャッタースピードは1/500秒に設定し、灯台と人物を黒いシルエットでまとめ、打ち寄せる波をぶれさせないように撮影しました。

    8
    f
    1/500
    s
    800
    ISO
    231
    mm
  • ストリート撮影

    この作品は、いわゆる良い写真を撮るために、一般的には十分と言えない採光条件と動きのあるシチュエーションで撮影された印象的なポートレート写真です。

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    この作品もまた、ドライバーの目に魅力的な力強さが感じられ、切り取った瞬間の構成をはるかに超える印象を伝えてくれます。ちょうど目の位置にあたるバックミラーに反射した光を活用することで、その印象をさらに強めています。

    この作品を撮影するために、撮影者は技術的可能性の限界に挑む必要がありました。絞り開放のf1.7、感度はISO 3200、シャッタースピードは1/160秒に設定し、クルマは停止するほどゆっくりの速度で走行してことから、ブレのない写真に仕上がりました。

    1.7
    f
    1/160
    s
    3200
    ISO
    28
    mm
  • ストリート撮影

    これは、コントラスト、シャープネスとアンシャープネスをうまく表現した作品です。顔に降り注ぐわずかなアベラブルライトをステージ撮影のように活かし、背景は目立たせずに輪郭や色を曖昧にしています。ありふれた瞬間をまるで魔法のように時代を超えたイメージへと表現することができるのです。

    さらに詳しく

    技術的なアプローチは、作品の仕上がり[STAR1] に大きな影響を与えます。[STAR2] この作品は、背面に液晶ディスプレイのないレンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM Edition 60」で撮影されました。時には、あえて各要素を削ぎ落して抑えることも重要です。少ない光量を考慮して、高感度(ISO 3200)、シャッタースピードは1/350秒に設定することで、ブレをできるだけ抑えています。絞りは開放に近いf2.8で、ソフトで穏やかに背景をぼかしています。

    2.8
    f
    1/350
    s
    3200
    ISO
    28
    mm
  • コンサート撮影

    右の作品と同様にコンサートのシチュエーションですが、異なるアプローチの作品です。

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    右の作品は、要素を絞って距離感の近さを感じさせていますが、一方でこの作品は、ステージパフォーマンスのダイナミックさを余すところなく描写しています。歌手を左右から照らすカラフルなスポットライトと、正面から照らす温かな光が光源となっており、ミュージシャンがジャンプした瞬間を的確に捉え、コンサートの雰囲気とエネルギーを巧みに映し出しています。

    この作品は、ステージの下から見上げるように撮影されています。絞りは開放のf2、感度はISO 640、シャッタースピードは短めの1/320秒に設定し、ダイナミックなジャンプをごくわずかな被写体ブレに抑えてしっかり捉えています。フラッシュを使用すると、それほど重要ではないディテールが主張されすぎてしまい、全体の雰囲気を損ねてしまいますが、この作品では、ステージ照明が程よく背景を表現しています。

    2
    f
    1/320
    s
    640
    ISO
    23
    mm
  • コンサート撮影

    アベラブルライトでの撮影では、光と影、そして明暗をうまく活かすことが大切です。この作品は、写真の中の要素を絞ったことで、温かみがありつつも、張り詰めた空気を感じさせます。この写真は、ステージ上のアベラブルライトをうまく活用して撮影したもので、コントラストを効かせて演奏者を周囲から際立たせています。その結果、このモチーフ(つまり演奏者と楽器)が浮き彫りになっています。

    さらに詳しく

    この作品では、撮影者はミュージシャンのすぐ後ろに立っており、ミュージシャンに降り注ぐスポットライトが唯一の光源です。絞りはF1.7と開き目にし、シャッタースピードを比較的速めの1/90秒に設定することで、被写体ブレをかなり抑えることができています。このように設定すると、写真の最も明るい要素だけが際立ち、そのほかの要素は暗闇に溶け込みます。つまり、この作品のように、楽器とミュージシャンだけが際立ち、その空間や徴収、そしてステージなどが暗闇に溶け込むシーンを切り撮れます。コンサートや劇場での撮影は、観客を考慮して設定されたステージ照明をうまく活用しながら補助的なツールを使用せずに撮影するという点で、アベラブルライト撮影の中でも非常に特殊なジャンルだと言えます。

    1.7
    f
    1/90
    s
    200
    ISO
    50
    mm

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9.5
f
1/90
s
160
ISO
75
mm

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M10-P Key Visual Mathieu Bitton 1512x1008
LeicaQ_silver_1512-x-1008

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