モノクロームの真髄を追求

4000万画素のセンサーを搭載したライカM10モノクローム

厚い雲で覆われた
ベルリン

ジュリア・バイエルとライカM10モノクローム

すべてがスローダウンし、
冷ややかで、
落ち着かない空気で
満ちています。

この時期でも、差し込んでくる光はいつもと変わらずに澄んでいます。春の穏やかさと停滞する世間が相反しているかのような状況です。自宅にずっと籠り続けるのはとても大変なことです。この街では散歩のために外に出ることは許されているので、ベルリンを少し巡ってみることにしました。いつもと変わらないと感じるものが多くあるなかで、これまでとは異なる印象を受けるものもいくつかありました。ラジオからは、「距離感」という言葉が流れ、それが今の私たちに求められていることを話題にしています。

この「距離感」とどう向き合うか。「Resilience(立ち直る力)」が今年のキーワードになるかもしれません。私たちは不安を感じながら毎日を送っていますが、人が少なくなった街を巡れば巡るほど、静けさ、窓の内側からやさしく会釈してくれる近所の人たち*、よく響く鳥のさえずり、歩道のゆとりあるスペース、時間に余裕がある人々の姿を楽しめるようになってきました。 もちろん、鬱屈した気分、世界から隔絶されているような感覚や、日々更新される数字も付きまとっています。私の父もリスクが高い年齢なので、とても気がかりです。 いつになれば両親のもとを訪れることができるのか、距離感と不信感がどんな影響を及ぼすのか、私たちはいったいどこに向かって進もうとしているのかなど、不安は尽きません。

厚い雲で覆われているのはベルリンだけでなく、世界全体であるのかもしれません。ですが、それが私の頭上に重くのしかかってきているわけではありません。いつもと違って安定感に欠ける状況が続いていますが、うなだれることなく前に突き進みたいものです。

ライカM10
モノクロームの
描写性能は
卓越しています

初めて撮影した写真を大きくプリントして見てみるのが楽しみです。

Read the in-depth interview with Julia Baier

モノクロームの世界を発見

ライカM10モノクローム

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